ブログ│宗教法人 稱念寺

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住職法話11月「聞く地蔵、聞かぬ地蔵」

ある村に1人の僧侶が現れ、村にお地蔵様2体を奉納なされた。東の地蔵は聞く地蔵と言って、願い事をなんでも叶えてくれる。西の地蔵は聞かぬ地蔵と言って、極たまにしか願い事を叶えてはくれません。

僧侶は、必ず西の地蔵にお参りするのだと言い残して、姿を消しました。村人は東の地蔵にあらゆる願い事をかけて、お参りし、またたく間に金持ちになり、病気も治りました。それから月日が流れて、ある問題が起こりました。皆が裕福になったものだから、汗水たらして真面目に働かなくなりました。また妬みやひがみの心が湧いてきて、今度はお互いに人の不幸や災難を願う様になりました。そんな頃、あの僧侶がまた現れて、村の様子を見て、「西の聞かぬ地蔵にお参りするがよい」と言ってまた姿を消しました。

聞かぬ地蔵は願い事を聞いてくれるわけではないので、ただただ無心に拝むだけでした。

だんだんお参りしているうちに、自分たちの横着で自分勝手な心に気づき、皆、真面目に働くようになりました。やがて元の平和な村に戻ったのであります。

ご利益宗教もありますが、真の宗教とはみ仏にお任せすることであります。

自分の都合のよいことだけを考えて、聞く地蔵にばかりお参りしてはいないでしょうか。

ただただ、素直に「南無阿弥陀仏、なむあみだぶつ」とお称えしてまいりましょう。合掌

11月掲示伝道

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住職法話10月「のび太君から学ぶ」

1999年に公開されました「のび太君の結婚前夜」という映画をご存知でしょうか。

大人になったのび太君がドラえもんにお願いして、タイムマシーンで未来に。

のび太君の結婚式の前日、結婚相手しずかちゃんのパパが

「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばんだいじなことなんだからね。」

それを聞き、しずかちゃん、タイムワープしてきたのび太君やドラえもんも涙を流しました。

のび太君はダメ人間で、だらしなく、頼りがいがない人物であるが、なにごとにも一生懸命で、めげる事がなく、純粋な人想いの心があります。

のび太くんは、めげない

のび太くんは、悪口を言わない

のび太くんは、誰にでもやさしくできる

のび太くんは、なんに対しても偏見がない

のび太くんは、心配なことは考えない

のび太くんは、あれこれ考えずに即行動する

私たちは生き方を学ぶことも大切でしょう。人の嫌な面ばかりに目がいってしまいますが、いい所を探していくことも大切だと思います。

批判することより、褒めることも時には必要です。人を育てる。Sodateru(ソダテル)Sをとり、odteru(オダテル)。

阿弥陀様は分け隔てなくお慈悲の光を照らしてくださいます。

その優しいみ心に触れてお念仏をお称えください。きっと穏やかにさせていただけます。

合掌

10月掲示伝道

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9月掲示伝道

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住職法話9月「知識と智慧」

哺乳動物の寿命が昔と変わらないのに、なぜ人類だけがこんなに長生きするようになったのだろうか。それは人類だけが考える動物になり、他の動物にない唯一の特徴であるからだという一説がございます。

ところが、最近、あまりにも便利な生活状況のなかで考える習慣がおろそかになるという現象が見え始めました。手軽であり、便利なインターネットの普及により、すべてが目に飛び込んでくる、思考を必要としない時代になってきました。

車には、カーナビゲーションシステムが設置されていて、知らない土地でも、カーナビの指示通りに運転すれば、安心して目的地に到着できます。誠に便利なものができたものだと感心させられます。しかし、ここで考えないといけないことは、知識と智慧であります。

まさしくカーナビの道案内が知識で、自分自身の経験と感を頼りに、的確な判断で目的地へたどり着くことが智恵であります。回り道をしてでも、渋滞を避けたり、有料道路道案内の指示があっても、時間があるので、料金を支払うよりは、一般道を優先したりと。

知識は多いほど、気持ちは豊かになれるかもしれませんが、毎日の生活、人生の過ごし方には智慧が必要になります。

仏教は「考える宗教」であります。「生死」を考えることにより、生き方に変化をもたらします。

信仰心がない方でもまずは「考える」ことを大切に過ごしてまいりましょう。

そして、考え、最後にはすべてをお任せする。その仏様が阿弥陀様なのです。合掌

8月掲示伝道

令和4年8月

住職法話7月「供養の心」

「供養の心」という詩がございます。

ご紹介させて頂きます。来月はお盆です。居心地のよさは誰もが望むことであります。

施すことの大切さを今一度考えてみたいものです。

『供養の心』

人が笑顔で接してくれる はげましの声をかけてくれる 私の事を思ってくれる

こんな時 人は誰でも居心地のよさを感じる 子供も大人も 男も女も

人は誰でも居心地のよさを求める だから 人に居心地のよさを施せば

人に喜びと生きる勇気が生まれる そして 人に居心地のよさを施していると

いつの間にか 人からも施しをうけて 自分も居心地がよくなる

 

生きている人だけでなく 仏さまや亡くなった方にも 居心地のよさを施そう

きらきらと明かりを供え 美しい花を供え 手を合わせてご供養していると

仏さまのお顔が ほほえんでいるように見えてくる 亡くなった方が

微笑んでいるように思えてくる いつの間にか 自分が何か大きなもののふところに

抱かれているように思えてくる とても居心地がよくなる

 

居心地のよさを施せる人になるには お念仏をとなえるのがいい

まず お腹の底から声を出して 自分の気持ちをはき出すように お念仏をとなえよう

声を出し 気持ちをはき出していると やがて 心の中がからっぽになる

心の中がからっぽになったら さらにお念仏をとなえよう

仏さまのやさしいまなざしを見つめ 仏さまのかぎりない智慧を思い

仏さまのかぎりない慈悲を思い 仏さまのみ前に 身も心もひれふす思いで

お念仏をとなえていると 自分では気がつかないうちに からっぽになった心の中に

仏さまがすうーっと入ってきて 智慧と慈悲というお土産を 置いていって下さる

いつか気がついてみると 人に居心地のよさを施せる人になっている

人からの施しも 気持ちよく受けられる人になっている

幸せな気持ちが だんだん大きくふくらんでくる そのような境地に入れば

この世もあの世も 間違いなく 幸せでいられるに違いない

7月掲示伝道

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玉虫

昨日、境内で玉虫の死骸をみつけました。私が小さい頃、40年前までは、この時期になると玉虫を見かけたのですが、めっきり見ることができないようになりました。

玉虫は「金運アップの縁起物」だそうです。どんな良い事が起こるのか楽しみです。笑

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